大仙水路  →内川表紙へ

仁徳陵外濠 濠の溢出口

 大仙陵は百舌鳥古墳群のひとつで、第16代仁徳帝の御陵と比定されている。
世界最大の前方後円墳で、三つの周濠を持つ。この外濠の西側、陪塚のひとつ・樋の谷古墳のところから溢水が落とされている。
外濠自身にも落差があり、轟々と水が落ちている。
これは、お濠の水面維持と、流れ込み先の土居川の浄化用水として工業用水が導かれているもので、豊かな水景が演出されている。

樋之谷口 

 落ち口を水路側から見ると、左写真のように滑滝状になっている。
この日は大型台風通過後ゆえ通常より水量が多い。

樋之谷水路

 溢水口直下には、親水公園が作られている。
この日は生憎の大水で、せっかくの遊歩道や植栽も水没してしまっているが、川ガキが出て走り回っていた。

大阪女子大前の水路 旧市街へ

 親水公園から下は、整備された水路となる。小さなテラスも作られ、なかなかの眺めである。
大阪女子大の前を過ぎた水路は、市街地へと流下してゆく。
ここから先は家々の背割となる部分も多く、暗渠部分もあり、水の行方を追うのは難しい。

二条通三丁目の水路 河床部アップ

 大仙陵の西、一条通から七条通まで南北に細長い町割となる地区では、交差する路地から流れを見ることができる。
河床部には中央にもう一筋溝が切られている。
このあと水は幸通と八千代通の間を流れ、土居川を目指す。国道26号前後では暗渠部分もある。

南宗寺西塀沿いの水路 南宗寺

 古刹・南宗寺にも流れが見える。寺の内にもある。
寺の塀沿いの水路は南旅籠町東の住宅の背割となり、暗渠ではないもののそれぞれの家から板が渡され、流れは覗けない。

撮影日 2003/8/15


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